Petite Fleur「小さな花」「可愛い花」

作曲:Sidney Bechet/1958
ジャンル:古いポピュラー
アレンジ:TOMA

〜ひとこと〜
音楽を知らなかった15才の僕を音楽に導いてくれた曲。
中学3年生(1959年)の頃、日本では「ザ・ピーナッツ」の歌で流行っていたが、鈴木章治氏のクラリネット演奏に心を打たれ、僕も演奏したい!いきなり燃え始め、アルバイトをして何とかクラリネットを手に入れ、音楽人生が始まった。
聞いてみたい人はリクエストして下さい!

〜ネットより〜
可愛い花」(Petite Fleur=小さな花)は、ニューオリンズの伝説的なジャズ ・サックス奏者 、シドニー・ベシェ(Sidney Bechet)が1952年に妻のために作曲したもので、パリを中心としたヨーロッパで人気を博し、1959年にFernand BonifayとMario Buaがフランス語の詩を付け、シャンソンとして歌われました。当時のパリやヨーロッパは、第二次世界大戦後のアメリカ文化の移入により、ジャズやポップスの人気が高く、本国アメリカよりも先にヒットすることも稀ではありませんでした。
フランスに渡った「Petite Fleur」は、シャンソンとして、フランスを代表する大女優ダニエル・ダリュー(Danielle Darrieux)やシャンソン歌手、クロード・ゴアティ(Claude Goaty)が歌ってヒットしました。
日本ではピーナッツ・ハッコー(Michael Andrew “Peanuts” Hucko:1918-2003)のクラリネットによるカバーがヒットしましたが、同時にダニエル・ダリューの歌を日本語でカバーしてデビューした「ザ・ピーナッツ」の「可愛い花」(作詞:音羽たかし、編曲:宮川泰)がより大きなヒットとなりました。これは原曲の叙情的なメロディを宮川泰のアレンジとザ・ピーナッツのデュエットが豊かで華やかなものとした傑作でした。ザ・ピーナッツと作曲家 宮川泰はその後、数々のヒットにより日本の歌謡曲史に大きな足跡を残しました。

参考:Sándor Benkó
参考:Henri salvador

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苫米地義久の
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